By Ogihara Toshiki
参加デッキ分布 | |
ビートダウン系 | コントロール系 |
W単色⇒ビート3 U単色⇒ビート4 B単色⇒ビート1 G単色⇒ビート4 UB⇒ビート1 WG⇒ビート19(タッチ赤7 タッチ腹心1) BG⇒ビート3(タッチ赤1) WR⇒ビート8 バーン5 ランデス3 RG⇒ビート9(タッチ白1 タッチ黒1) ランデス4 パンデモニウム2 WB⇒ビート3 BR⇒ビート8(タッチ青1) ランデス1 UG⇒ビート4(タッチ赤1) テンポ11(2) WU⇒テンポ3 WUR⇒ビート2 WUG⇒クロックパーミ4(1) WBG⇒ビート1 WRG⇒ビート1 ランデス1 Zoo6(1) URG⇒ビート1 ()内はTOP8に残った数 |
W単色⇒トロン1 U単色印トロン1 パーミッション2 B単色⇒ハンデス1 R単色⇒コントロール1 UB⇒コンボ1 コントロール1 トロン1 BG⇒コントロール1 コンボ1 WR⇒コントロール1 フルバーン2 RG⇒コントロール1 UR⇒コントロール3 マグニ1 ドラゴンの嵐4 氷雪パーミッション5 トロン18(1) ドラゴンの嵐トロン1 WB⇒ハンデス1 コントロール9 BR⇒コントロール2 UG⇒スリヴァー1 コントロール3 WU⇒パーミッション10 トロン1 WUR⇒パーミッション7 太陽拳7(1) 永劫の輪廻2 バランス1 ドラゴンの嵐3 WUB⇒コントロール1 太陽拳13 小悪疫1 バベル2 WUG⇒パーミッション5 コントロール6(1) WBG⇒ロックス7(1) GG1 WRG⇒コントロール2 UBR⇒コントロール4(1) UBG⇒コントロール3 WBGu⇒コントロール1 5色⇒コントロール3 |
■デッキランキング
1位 トロン 23人
白単、青単、白青、青黒、青赤と多様なデッキカラーがいました。
《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star(CHK)》がスタンダード落ちしても《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》という強力なフィニッシャーによって人気は衰えず。この環境もまだまだトロンとお付き合いしなくてはならないようです。
2位 太陽拳 20人
白青黒、白青赤の2種類のタイプが存在。
《蘇生/Resurrection(TSB)》のカムバックにより、黒を使わなくても墓地から釣れるようになったトリコロールカラーの太陽拳。《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》、《稲妻の天使/Lightning Angel(TSB)》などにより対クリーチャーに強くなったタイプが現れました。
3位 セレズニア 19人
タッチ赤からタッチ《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》まで。
《極楽鳥/Birds of Paradise(RAV)》、《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad(TSP)》などにより赤マナを調達して《悪魔火/Demonfire(DIS)》を打つようになったセレズニア。
《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》も対クリーチャー除去においていやらしい動きのする1枚です。
TOP3は僅差な結果でした。4位以降はボロス(バーン含)、青緑クロックパーミ、白青パーミッション、グルールビート、ラクドスビートと使用人数は各12〜9人くらいとなっていました。
■注目デッキのコーナー
強いメタデッキもいいですが、マジックが楽しめる面白いデッキもたまにはいいですよね。
でも、面白いだけじゃ試合にも負けちゃうし満足できない。 そういった人の為に、面白さの中に『もしかして…』といった可能性を感じる強さを感じたデッキを2個ほど紹介してみたいと思います。
「NDS」 / Yanagihara Hiroki |
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Main Deck | デッキ解説 |
9《森/Forest》 3《沼/Swamp》 4《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》 2《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》 4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(9ED)》 4《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton(TSB)》 4《スパイクの飼育係/Spike Feeder(TSB)》 4《根の壁/Wall of Roots(TSB)》 4《ウッド・エルフ/Wood Elves(9ED)》 2《脳崩し/Brainspoil(RAV)》 4《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSB)》 4《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》 3《化膿/Putrefy(RAV)》 3《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RAV)》 2《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》 4《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》 |
《倍増の季節/Doubling Season》デッキですね。 《倍増の季節/Doubling Season》が出ている状況だと、《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton》の手札を捨てて+1/+1カウンターを乗せる能力を使用すると、なんと2個も+1/+1カウンターが乗っかります。 能力によって手札は循環しますし、パンチ力も冗談ですまないレベルでしょう。 他にも《獣群の呼び声/Call of the Herd》《種のばら撒き/Scatter the Seeds》《スパイクの飼育係/Spike Feeder》といったトークン・カウンターが絡んでいるカードがデッキに入っており、これらの効果も《倍増の季節/Doubling Season》で倍。 ちなみに《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》のカウンターも倍乗っかって出てくるのですが、コレは残念ながら相手のクリーチャーに能力を使用しても-1/-1カウンターは倍乗りません。 しかし、自分のコントロールするクリーチャーに能力を使用すると倍の-1/-1カウンターが乗っかります! って、そんなことはしませんね。 |
「Neo Maga」 / Matsumura Hideaki |
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Main Deck | デッキ解説 |
4《地底の大河/Underground River(9ED)》 4《湿った墓/Watery Grave(RAV)》 8《島/Island》 8《沼/Swamp》 4《冥界の裏切り者/Nether Traitor(TSP)》 4《基底スリヴァー/Basal Sliver(TSP)》 2《奇声スリヴァー/Screeching Sliver(TSP)》 2《幻の漂い/Drift of Phantasms(RAV)》 1《ディミーアの浸透者/Dimir Infiltrator(RAV)》 4《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》 4《巣石/Hivestone(TSP)》 4《時間の把握/Telling Time(RAV)》 4《差し戻し/Remand(RAV)》 4《交錯の混乱/Muddle the Mixture(RAV)》 3《魂の消耗/Consume Spirit(9ED)》 |
パッと見コレがどんなデッキかわかったあなたはコンボスキー。 このデッキのコンボパーツは《冥界の裏切り者/Nether Traitor》2枚、《巣石/Hivestone》、《基底スリヴァー/Basal Sliver》の3種類で構成されていて、それをそろえるための変成エンジンも搭載されています。 上の3つが場に出ている状態で《巣石/Hivestone》でスリヴァーになっている《冥界の裏切り者/Nether Traitor》を《基底スリヴァー/Basal Sliver》の能力によって生け贄に捧げるだけ。 後はその出たマナなりでスリヴァー化した2体の《冥界の裏切り者/Nether Traitor》をぐるぐる回すと無限黒マナが湧き出してくる仕組みです。それを《魂の消耗/Consume Spirit》でフィニッシュするだけ。 デッキ名通り新環境においてのマガになるかもしれない力を持ったデッキかも!? |